結局のところ…

かれこれリードを自分で調整しはじめて10年近く経ちますが…


結局のところ、

リードってバランスじゃね?!

というところで落ち着きました笑


口悪くてすみません口笛笑笑


ようやくチューブに合ったバランスで削れるようになった。

ようやく自分の音を出せるリードを作れるようになった。


もちろんこのことも大きいと思っている。

(そりゃ10年近くやってりゃ不器用な私でも少しぐらいの進歩はあるよね…^_^; )

よく考えてみたら材そのものの善し悪しや、チューブの善し悪し、楽器の善し悪し、全て多少の関係はありますけれども、


やっぱり『どんなものを使ってもブレない』というのが最強だと私は思っている。


前までの私なら、

『この材はだめ』だとか、

『このチューブはだめ』、

『こんな楽器を使ってちゃ良い音なんぞでない』

とか。安易に決定づけていましたが、

今の私は


『さてどうやってこのリードのバランスを取っていこうか』

『この楽器に合うリードはどんなかな』と考える。


よって余程のことがない限りは削った後で『これはだめだな、さようなら!ぽいっ!』

ってすることが少なくなった!!


これは大きな収穫。

ぜひ、みなさんにもこのことを知ってもらいたい!!

と生意気なことを言ってみる笑


これに関連して今回も東京遠征で出た質問を一つ載せます♪

【リードの抵抗感はどうやって生まれるのか】という質問。

とても良い質問なので使っちゃいます笑


抵抗感が生まれると考えられるポイントは

大きく分けて4つ!!

・リードの開き

・リードの厚み

・リードの長さ

・楽器そのものの抵抗感からくるもの

以上。

細かいこと言えば沢山挙がりますけどここらでやめておきます。笑


リードの開きに関しては、

適度な開き加減であれば何も問題はありません。

特に開きすぎていた場合には抵抗感が生まれます。

例えば音の始まりが出づらいと感じる、もしくは感じていそうな時には開きすぎている。

逆に閉じすぎていた場合には妙な吹きづらさ(息が入っていかずか細い音になりがち)と音程が高くなる傾向があります。


見極めて開きを調整することが必要です。


リードの厚みに関しては多少厚みがあるほうが良いと思います。

程よい抵抗感を生みますし、

(好みですけど)音に丸みを出すにはやはり厚みは重要。

かといって厚すぎる場合にはバテる原因となってしまう&タンギングがしずらい&低音出しづらくなるのでそれも×。


要はバランスですね笑


リードの長さに関しては

全体のバランスを見ながらお好みで作るのがよろしいかと思うのですが笑、

長すぎる場合には抵抗感を生んでしまいます。

私の中では、71〜72mmの全長で作るのが好みです笑

正直、楽器そのものの抵抗感はどうしようもないので(といっても分解掃除をすれば多少ましになることもアリ)

合ったリードを使う他ないですね。

その場合は抵抗感があまりないものを使うというのが理想的なんでしょうが。


結局はバランスということです笑


リードの調整を少しやるだけでも音に変化がでてきますよ。

中々上達しないと嘆いている人の中にはリードが原因ということも大いにあり得る話だと思います。


はしも

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